未病を防ぐ旬の食事「梅雨」

梅雨は春から夏にかけて季節の変わり目で体調の崩しやすい時期ですが、次に訪れる夏に向けて体力を蓄える必要があります。この時期に大切な食品は、穀物です。 穀物、特に日本人の主食のお米です。そして、麦や玄米、黒米などの雑穀も必要です。

人間のエネルギー源として大切な糖質がこの穀物の中には多く含まれ、又雑穀の中には糖質のほかに、ミネラルやビタミンが多く含まれています。通常糖質は、体内に入るとビタミンB群の働きによって燃焼されエネルギーとなります。しかし、このビタミンB群は白米の中にはあまり含まれていません。ですから、穀物が白米だけではビタミンB群不足になりがちですので、そこで雑穀米の出番となります。

雑穀米に含まれる豊富なビタミンやミネラルが白米の欠点をカバーしてくれ、食品に含まれます糖質をエネルギーに変えてくれます。最近ではこの雑穀米はブームも過ぎて日常の食生活に当たり前のように取り入れている方も多い事でしょう。雑穀は大変すぐれたバランス食ですので、バテ気味の方や、ダイエット中の方などにぜひお勧めしたい食品です。(糖質は太るからあまり摂取していないという方は雑穀をブレンドしてみて下さい。雑穀に含まれるビタミンB群が燃焼してくれます。)

そして、予防には太陽のエネルギーをふんだんに吸収している、高野豆腐・切干大根・梅干がお勧めです。陽のエネルギーが疲れがちな身体に充電され、予防に役立ちます。又、高野豆腐の中にはカルシウムが多く含まれ、大豆特有のサポニンやイソフラボンなども多く含まれているので、骨粗鬆症の予防も含めて、特に女性にお勧めです。

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